データを保護する
IBM Notes で送信者が送信メールを暗号化するには、受信者の認証にパブリックキーが含まれている必要があります。 これにより、受信者以外のユーザーがメールを複号化できなくなります。 IBM Notes では、パブリックキーは、メール検索パスに指定されたパブリックディレクトリで検索されます。
送信メールを暗号化するために必要な受信者の認証は、次の方法で入手できます。
メールの暗号化と署名の警告を無効にする
メールメッセージの暗号化と署名が失敗してもかまわない場合には、メールメッセージを暗号化できなかったり、署名を確認できなかったりしたときに、警告が表示されないように IBM Notes を設定できます。
1. [ファイル] -> [セキュリティ] -> [ユーザーセキュリティ] (Macintosh OS X ユーザーの場合: [IBM Notes] -> [セキュリティ] -> [ユーザーセキュリティ]) をクリックし、[メール] をクリックして、[暗号化と署名の警告] ボタンをクリックします。
2. [メールの暗号化が失敗したときや受信メールの署名が確認できないときに警告しない] を選択して、暗号化と署名に関するすべてのセキュリティ警告を無効にします。
3. [他のユーザーの証明書の信頼性のチェックや認証の問題について警告を行わない] を選択し、インターネット形式 (S/MIME) の Notes メールに対して、暗号化と署名に関するセキュリティ警告を無効にします。
関連概念 メールのセキュリティ 認証を使用してサーバーにアクセスする IBM Notes でメールの暗号化と署名にパブリックキーとプライベートキーを使用する方法 ユーザーやサービスの認証 認証機関と発行される認証