ロケーションとアカウント
サーバーへの接続
IBMR Notes をはじめて起動すると、設定に関するいくつかの質問が表示されます。これらの質問に対する回答を入力すると、Notes アプリケーション、メール、インターネットに対する接続情報とアカウント情報が自動的に設定されます。[ツール] -> [クライアント再設定ウィザード] をクリックすると、接続やアカウントの作成または編集をいつでも行うことができます。 設定やアカウントに関するすべての情報は、[詳細] タブにある連絡先と、ロケーションパネルやアカウントパネルの [ファイル] -> [プリファレンス] に保存されます。
注意: クライアント再設定ウィザードを使用すると、IBM Notes によって現在のロケーションのロケーション文書が設定されます。 ウィザードのボタンをクリックする前に、ロケーション文書を設定するための適切なロケーションが使用されていることを確認してください。 必要に応じて、別のロケーションに切り替えます。
これらの文書は手動で編集できますが、情報を文書に正しく入力するためにウィザードを使用することをお勧めします。
例えば、[ホーム (ネットワークダイヤルアップ)] ロケーションに切り替えると、IBM Notes では使用しているオペレーティングシステムのリモートアクセスソフトウェアを使用して、インターネットサーバー (企業内のネットワークサーバー、または ISP) にダイヤルし、ユーザーの好みのインターネットブラウザを使用したインターネットへのアクセス、インターネットメール、ニュースグループへのアクセスが試みられます。 [オンライン] ロケーションに戻すと、IBM Notes では LAN に再接続したものと認識されます。 提供されているロケーションがいずれも IBM Notes への接続方法に適していない場合は、独自のロケーション文書を作成できます。
接続方法
ほとんどのユーザーが主に LAN 上で IBM Notes を使用しますが、企業のネットワークから離れた場所からに接続することもできます。 LAN に接続せずにオフラインで作業を行い、次に接続したときに複製を使用して IBM Domino サーバーの同期をとることもできます。
IBM Notes の接続を設定する前に、次のいずれかの物理的な接続手段が確保されていることを確認する必要があります。
物理的な接続方法と使用するアプリケーションに応じて、メールシステム、SametimeR の連絡先、Activities、IBM Notes アプリケーション、インターネットに接続するための情報も収集しておく必要があります。 Sametime および Activities に必要な情報については、ヘルプを参照してください。メール、Notes アプリケーション、インターネットに必要な情報については、次の説明を参照してください。
メールの接続
次のどのメールシステムを使用するかを決めます。
注: ブラウザを使用して Notes メールに接続するには、IBM Domino Web メールまたは IBM Domino Web Access が必要です。
Sametime の接続
LAN を使用している場合、インターネットに直接アクセスするか、 プロキシサーバー経由でファイアウォールを介してアクセスします。 IBM Notes を設定する前に、プロキシサーバーとゲートウェイに関して必要な情報をすべて管理者から入手しておいてください。
その他の物理的な接続方法の場合は、通常、ダイヤルアップでインターネットにアクセスできるネットワークサーバーが企業内にあります。 または、ISP にダイヤルしてインターネットにアクセスできるようになっています。
LAN、ケーブル、DSL 接続を使用する場合は、接続設定時にネットワークサーバーのインターネットアドレスを指定する必要があります。 電話回線を使用する場合は、サーバーの電話番号も指定する必要があります。
インターネットニュースグループまたはアドレスディレクトリへの接続
インターネットへ接続できる場合は、ISP (または企業内のインターネットサーバー) でニュースグループ (NNTP) サーバーまたはアドレスディレクトリ (LDAP) サーバーが使用できるかどうかを確認してください。 この点について確認するには、ISP の Web サイトにアクセスするか、管理者にお問い合わせください。
関連概念 ウィザードを使用してインターネットメールアカウントを作成する IBM Notes をオフラインで使用する
関連タスク ウィザードを使用して IBM Notes メールに接続する 別のロケーションに切り替える 接続文書を作成または編集する 特定のロケーションで複製をスケジュールする